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JARI Research Journal (2012~)環境・エネルギー/Environment & Energy
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バッテリ式電気自動車の電費性能について
Electric Power Consumption Performance of Battery Electric Vehicles

井本 伸
Shin IMOTO

 走行時にCO2を排出しないバッテリ式電気自動車(BEV)は,2017年末現在において世界で保有台数180万台を超えた.今後も環境保護の規制が強まる傾向であるためBEVの割合も増加し続けることが予想される.BEVの割合が増加した場合電力の消費量も当然多くなる.発電には様々な方式があり,それらが組み合わされて利用されているが,主要な発電方式の1つである火力発電では,CO2を排出するため,BEVの電力消費量が少ないほど発電所のCO2排出量は少なくなり地球環境保護に有効である.このことからBEVの電力消費率を検討することは重要である.
 電力消費率はBEVの性能指標の1つであり,電費(単位はWh/km)としばしば呼ばれる.これは,単位走行距離当たりの消費電力でありBEVの性能を表す.電費においてカタログ値として示されるものは交流電力量消費率であり,1回の充電で走行できる距離と,再充電時に商用電源からバッテリに供給された電力量の比である.本稿では以後AC(交流)電費と呼ぶ.AC電費は充電効率(バッテリ効率+充電器効率)まで含めたBEVとしての電費性能を表している.一方,走行のためにバッテリが消費した電力量とその消費時間内に走行した距離の比をDC(直流)電費と呼ぶ.DC電費は充電効率は考慮されず,モータ・インバータ効率やギヤ効率が支配的な電費である.本稿では,BEVの電費に着目し,供試BEVの実験走行データとともに今後のBEVの電費性能向上の課題を明確にする.

種別 / Article Type

JARI Research Journal (2012~)

資料名 / Title

JRJ20190402 調査資料

発行年月 / Date of Issue

2019/04

分野 / Field

環境・エネルギー/Environment & Energy
ID:8042
 

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